月刊ライフサイズ9月号「年収800万円の壁」

今年の中秋の名月は9月29日。その頃にはこの暑さも一段落し、涼風を感じながら月見をしたいものです。

さて今回は、40代の役職者採用と企業側が感じる年収800万円の壁について書かせていただきます。

1. 30代はレッドオーシャン

ここ数年で企業の提示年収は徐々に上がり、30代で年収600~700万円の提示は珍しくなくなっています。また30代は非常に採用ニーズの高い年齢層のため、このような年収提示をしても採用に至らないケースも出てくるようになりました。

昨年1年間の弊社の実績を例にとると、エントリー(登録)者全体に占める30代の割合が44.8%なのに対し、企業が採用した30代の割合は75%にもなります。これに20代の採用を加えると実に90%を超えるのです。

この結果から、ほとんどの企業が20代後半から30代を中心に採用を行なっており、その年代の採用がレッドオーシャン化していると言えます。

2. 40代はブルーオーシャン

一方で40代の状況を同じように見てみると、エントリー割合は22%と30代の約半分になりますが、採用実績は7%と、30代の約10分の1です。いかに市場で40代が採用されにくいのかを示していますが、しかし、裏を返せば「採用しやすい」、ということが言えると思います。

30代半ばではまだ役職が付かない(年収も低め)ものの、40代になると役職者としての採用が一般的です。そのため年収も一段階上の800万円以上が相場となり、企業にとっては手が出しにくくなるのです。これは「年収800万円の壁」とも言われます。

しかし、人生100年時代と謳われる今、40代はまだまだ若手として活躍が期待できる年代といえます。もちろん、その年収帯に見合う人材かどうかを見極めることは非常に重要です。しかし、実務経験を20年程度積んだ貴重な戦力である40代が比較的採用しやすい環境と言える今、いち早くそちらに目を向けることが、採用成功の糸口になるのではないでしょうか。

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