月刊ライフサイズ-26年1月号「直近の転職トレンド」

2026年がスタートしました。本年もよろしくお願い申し上げます。

今回は2025年1月~12月期の転職成功者プロフィールを前年同時期と比較し、最近の転職トレンドの特徴を探ってみたいと思います。

1. 30代が6割、提示年収700万円以上は3割に

上記期間に弊社を通じて転職した方の平均年齢は39.1歳(前年35.3歳)、ボリュームゾーンは30代で60.7%(前年68.4%)を占めました。また平均年収は654.3万円(前年600.1万円)となりました。

昨年と大きく変化したのは、年収700万円以上を提示された人が全体の32.1%(前年21.1%)、600万円以上では71.4%にも上ったことです。

このように企業の提示年収は毎年上昇傾向ですが、対象年齢はやや上がったものの依然として30代が中心です。そして年収の増加に伴って、求めるスキルレベルも徐々に上がってきています。そのため、企業にとって採用対象者が増えているとは言い難い環境が続いています。

2. 大企業の採用が活発化

昨年31.6%だった従業員数1,000人以上の企業が再び50%となり、規模別で首位となりました。

業種を見ると、一番多かったのは金融で25%(前年13.2%)、2番目がメーカーで17.9%(前年36.8%)でした。最も採用された職種は事務系職種で、実に全体の53.6%(前年65.8%)に上りました。さらにU・Iターン者の比率は71.4%(前年55.3%)と、前年よりも大幅に増加しています。

これに前述の提示年収が上昇傾向であることを踏まえると、従来年収がネックでU・Iターンを踏みとどまっていた、大都市の大手企業に勤務する高年収層に動きが出始めていることが伺えます。

地方大企業は業種に偏りなく、社内の管理本部や経営企画といった事務系の幹部候補採用を活発化させています。優秀なU・Iターン転職希望者の採用には待遇面や採用スピードなど多くの工夫が必要ですが、地方への関心が高まりつつある今は採用の好機とも言えるのではないでしょうか。

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