月刊ライフサイズ7月号「直近の転職トレンド」

学生のときは特別な感情がなかったのですが、久しぶりに来ると懐かしい福岡タワーです

梅雨も終盤、蒸し暑い日が続きます。さて今回は弊社の転職成功者プロフィールについて、2021年1月~6月期と昨年同時期とを比較し、最近の転職トレンドの特徴を探ってみたいと思います。

転職成功者プロフィール(2021年上半期版)を公開しました。

この度、2021年上半期(1月~6月)に転職をご支援した方々のプロフィールデータをまとめましたので、下記のとおりご報告させていただきます。 ※( )内は前回比 【平均年…

1. 採用ニーズは30代に集中!?

昨年同時期との比較で最も大きく変化していたのは、転職者全体に占める30代の比率でした。昨期は46.2%だったものが、今期はなんと91.7%まで拡大、転職者のほとんどが30代という結果になっています。転職者の平均年齢も、昨年の38.1歳から36歳へと若返りました。コロナ禍を経て、企業が新常態での業務スタイルに舵を切っていくなか、採用ニーズも30代の若手を中心に構成されることが多くなりました。また、DXなどへの取り組みを見ても、エンジニアやプロジェクト・マネジャーといった、先進的な取り組みをする企業の事例を熟知した人材や、ITスキルを持った人材へ、ニーズが集中する傾向にあります。

2. U・Iターン率と提示年収の上昇

このように採用ニーズは30代に集中していますが、同時にU・Iターン比率も高まっています。これは結婚や子育て、また実家の事情など、様々なライフイベントをきっかけにU・Iターンを検討する、都市部で働く30代の転職希望者と 、新常態での業務スタイルを社内に定着させたり、DXを推進するために、大都市の先進的な企業で働いた経験を持つ30代若手人材を採用したい、という企業側とのニーズが合致するためです。そのため30代への提示年収も大幅に上昇しており、年収700万円以上の提示があった人は、昨年同時期の0%から、今期においては33.3%へと急増しています。

1年以上に及ぶコロナ禍を経て、企業はDXの推進ももちろんのこと、事業のポートフォリオも大きく変化させています。地方都市の中途採用は、こういった企業の動きによってトレンドが作られています。急激な変化に乗り遅れないよう、私達のサービスも急ピッチで充実させていきたいと思います。

お役立ち情報

Uターン転職・キャリア相談会

各地域を担当するキャリアコンサルタント(有資格者)による個別相談会です。
Uターンや転職、キャリアについてのご意向をお聞きしながら、適切な情報をご提供します。

【開催日】
毎週月曜日~土曜日(9:30~20:00の間で最大1時間 ※土曜日は~17:00)

【実施方法】
電話またはオンライン面談(ZOOM、Skype、FaceTime、Wherebyなど)

※これまで会場にお越し頂いての直接面談を実施しておりましたが、
 新型コロナウイルス拡大の影響を受け、リモートでの面談とさせて頂いております。

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