月刊ライフサイズ4月号「リモートワークの定着状況」

(週末に黄金山の展望台までお花見に行きました。天気も良く桜も満開で最高の景色でした!)

桜が満開のなか、近所の山に花見がてら上ってきました。美しさに感動する傍らで、花見ができる“平和な日常”の有難さをしみじみと思いました。さて今回は、広島、岡山、福岡に本社を置く企業のリモートワーク定着状況について書かせていただきます。

1. 地域によって異なる定着状況

このたび、地方に本社を置く企業に実際にアンケートを取らせていただきました。
■リモートワークの導入状況
 広島(有効回答40社) 導入65%(26社)
 岡山(有効回答25社) 導入56%(16社)
 福岡(有効回答42社) 導入81%(34社)
すべての地域でアンケートのご回答をいただいた企業は、上場およびそのグループ企業が40~64%を占めています。各地の業種分布によって結果が左右されたのだと思いますが、地域によってリモートワークの導入率に差が出る結果となりました。

2. 導入には一定の条件付き

リモートワークを導入されている企業の導入方法についてもお聞きしました。フルリモート勤務が可能な企業は導入企業76社中わずか2社で、それ以外の企業では、一定の条件のもと運用されているようです。あらかじめ週2~3日のリモート勤務と決めて運用するケースのほか、部門ごとにルールを定めて運用されているケースが多く見受けられます。この結果を見ると、やはり出社は重視される傾向にあり、いわゆる「住んでいる場所と働く企業の所在地は別」というフルリモートの働き方は、地方の企業においては難しい印象です。しかし、首都圏ではスタートアップや外資系等、フルリモートが可能な企業もありますので、そうした企業と採用競合したときには対策が必要だと感じます。

約2年間のコロナ禍を経て、出社とリモートの程よいバランスと、それぞれの勤務形態の特性に合う仕事がわかってきたとのお声もお聞きします。双方にとっての最適化が今後ますます進みそうです。

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