月刊ライフサイズ2月号「コロナの収束を見据えて」

(先週、ささっと日帰りで福岡に行ってきました。櫛田神社は節分の装いになってました)

陽だまりの暖かさや騒がしく飛び回る鳥の声に、少しずつ春の足音を感じるようになってきました。さて今回は、2年間のコロナ禍を経て働き方と採用活動に起こった変化、そしてその変化が定着することによる新たな動きについて書かせていただきます。

1. ハイブリッドワークの定着

新型コロナウイルスの影響は未だ続いていますが、感染状況等を見ながら、これまでの一律的な外出や移動の自粛ではなく、基本的な予防を徹底する企業が増えてきているように思います。2年間のコロナ禍を経て、多くの企業でオンライン業務の運用も定着してきた一方、顔を合わせて仕事をする大切さも実感することとなったのではないでしょうか。結果、出社してすべき業務の明確化と、オンラインでも可能な業務の線引がはっきりし、リモートと出社を掛け合わせたハイブリッドワークが、地方企業の多くで定着する結果となりました。

2. 採用活動は大半をオンラインで

これまでU・Iターンの採用活動において大きな障害となっていたのは、転職希望者が企業を訪問する日程調整です。特に在職中の転職希望者の日程を平日で2~3回調整すること、それに加えて複数の選考官の日程を調整するのは困難を極めていました。しかし、コロナ禍の中で進んだ選考のオンライン化によってこれらの問題が一気に解決し、今では最終選考までオンライン、という企業が増えています。転職希望者にとっては、場所を問わず、複数の企業の選考を並行して進めることが出来るメリットが生まれました。また企業側にとっても、より多くの候補者を選考することが可能になり、採用の幅も広がったことと思います。しかしながら、こうしたオンライン採用が一般的になると、地方の企業にとっては、採用競合する企業が全国に及んでしてしまう、という新たな問題も発生しています。そのため、首都圏を始めとした企業との競合も見据えた報酬体系等の見直しなども必要になっています。

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